飾磨地区自治会長研修会

飾磨地区自治会長研修会がひらかれ、「井伊直虎と次郎法師」と題して歴史研究家の菅原美文氏が講演されました。

通説では井伊次郎直虎は井伊直盛のひとり娘で、出家して「次郎法師」となり、直盛らの死亡により存続の危機に陥った井伊家を「おんな城主」として支え、初代彦根藩主となる井伊直政を世話し、井伊家再興の礎を築いたとされています。

しかし、菅原先生は別人説の新資料が発見され、「井伊直虎」と「次郎法師」は別人である可能性は極めて高いと、文書の筆跡、花押、印判などからそれが証明されると述べられました。

関ヶ原の戦い前後の歴史を史実に基づいて大変興味深く講演されました。